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ドライバーの免許と資格

中型免許は何歳から?20歳で経験2年が条件・19歳の特例と昔の8t限定

11月3日更新約9分で読めます運営者情報

中型免許は何歳から取れる
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中型免許は、20歳以上で普通免許などを通算2年以上持っていれば受けられます。18歳で普通免許を取った人は、20歳の誕生日に2つの条件がそろいます。

19歳でも、教習所で受験資格特例教習を終えれば受験できます。こちらは普通免許などを1年以上持っていることが条件です。

40代以上の人は、手元の普通免許がもう中型8t限定になっていることがあります。

この記事でわかること
  • 中型免許を受けられる年齢と経験
  • 普通免許を取った年ごとの早見
  • 19歳から受ける特例教習
  • 特例で取った人の若年運転者期間
  • 昔の普通免許と中型8t限定
  • 年齢の上限と目の検査
  • 中型を持つ経験者の年代と月収
ポイント
  • 中型は車両総重量7.5t以上11t未満の車に乗れる免許。
  • 4tトラックの多くがこの重さに入る。
  • 車両総重量は車の重さに荷物と人の重さを足した数字。
  • 2tトラックまでなら準中型で足り、18歳から取れる。
ポイント
  • 20代でAT限定の普通免許を2年以上持つ人は、もう中型の条件を満たしている。
  • 2026年4月1日からは中型もAT限定で取れる。
  • 40代以上で2007年6月1日までに普通免許を取った人は、すでに中型8t限定。
  • 送迎のワゴンや軽バンの配送なら、今のAT限定の普通免許のままで働ける。

日中だけ送迎やルート配送で働きたい人は、中型を取らなくても始められます。女性やパートの人がどんな配送で働いているかは、次の記事で読めます。

関連記事今の普通免許でできる配送の仕事を見る→
ポイント
  • 時限は教習所で数える授業のひとこまで、1つ50分。
  • みきわめは、次の段階へ進んでよいかを教官が決める確認。
  • 若年運転者期間は、特例で取った人に20歳までつく見守りの期間。
  • 深視力は、奥行きをつかむ目の検査。
目次
  1. 中型免許は何歳からかの答えは20歳で経験2年以上
  2. 中型免許を何歳で取れるかは普通免許を取った年で決まる
  3. 19歳から中型を取るなら受験資格特例教習を受ける
  4. 特例で中型を取ると20歳まで若年運転者期間がつく
  5. 2007年6月1日までに普通免許を取った人は中型8t限定
  6. 中型免許に上限の年齢はなく条件は視力と深視力
  7. 中型を持つ経験者は40代が中心で20代は少ない
  8. 中型で乗る4tの月収は2tと大きく変わらない
  9. 中型を取る年齢が決まったら教習所か一発試験を選ぶ
  10. 中型免許の年齢で多い4つの思いちがい
  11. よくある質問
  12. 中型免許は20歳と2年がそろう日を免許証で数える

中型免許は何歳からかの答えは20歳で経験2年以上

中型の第一種免許は、20歳になった日から受けられます。もう1つの条件は、普通・準中型・大型特殊のどれかを通算2年以上持っていることです。

トラックとバスの免許の受験資格(埼玉県警の受験資格一覧(2026年11月2日に確認))

免許受けられる年齢前に持つ免許の年数
準中型17歳6か月から試験いらない
中型20歳以上通算2年以上
大型21歳以上通算3年以上
中型二種21歳以上通算3年以上

大型より1歳若く、経験も1年短くてすみます。20歳で4tに乗れるのが中型の強みで、若いうちに大きめのトラックの仕事に入れます。

2年の数え方は、免許を取った日からの日数です。運転しなかった人でも年数は進むので、ペーパードライバーの期間も入ります。

20歳になっていても、普通免許が1年目なら中型はあと1年待ちます。

中型免許を何歳で取れるかは普通免許を取った年で決まる

年齢と年数のうち、あとからそろうほうの日が受けられる日です。普通免許を取った年齢で分けると次の表になります。

普通免許を取った年齢と中型を受けられる年齢の目安

普通免許を取った年齢ふつうに受けられる年齢特例教習を使う場合
18歳20歳19歳
19歳21歳20歳
22歳24歳23歳
30歳32歳31歳
40歳以上取った2年後取った1年後

18歳で取った人だけが、年齢と年数を同じ日にそろえられます。19歳以降に普通免許を取った人は年数のほうで待つことになります。

特例教習は年齢の不足にも年数の不足にも使えます。30歳で普通免許を取った人も、1年たてば特例教習を通して中型に進めます。

準中型を取っても2年の数え方は続く

普通免許のあとに準中型を取っても、年数は最初に免許を取った日から数えます。2tで働きながら2年を待つと、そのまま4tへ上がれます。

免許証で取った日を見る場所

免許証の左下に「二・小・原」「他」「二種」の3つの欄があります。普通や準中型を取った日は「他」の欄に入っているので、その日から2年を数えます。

免停で免許の効き目が止まっていた日数は、2年に入りません。免停を受けた人は、その日数だけ受けられる日が遅れます。

受けられる日を数える例

誕生日と免許を取った日から数える例(架空の人)

例20歳の誕生日免許から2年の日受けられる日
Aさん2027年5月10日2026年8月1日2027年5月10日
Bさん2026年2月3日2027年9月20日2027年9月20日
Cさん(免停30日)2025年4月1日2027年1月15日2027年2月14日ごろ

Aさんは年数が先にそろうので誕生日を待ちます。Bさんは誕生日が先なので、免許から2年の日が受けられる日です。

Cさんは免停の30日ぶんだけ後ろへずれます。迷ったときは、住所のある県の運転免許センターの窓口で受けられる日を聞くのが確実です。

19歳から中型を取るなら受験資格特例教習を受ける

19歳以上で普通免許などを1年以上持つ人は、受験資格特例教習を終えると中型を受験できます。足りないものが年齢か年数か両方かで、受ける課程が変わります。

中型の受験資格特例教習(テクノ自動車学校の案内(2026年11月2日に確認))

課程当てはまる人技能学科最短
年齢課程20歳未満で経験2年以上4時限3時限2日
経験課程20歳以上で経験2年未満27時限2時限10日
年齢と経験の課程19歳で経験1年以上2年未満31時限5時限11日

1時限は50分で、教習の車は普通車です。年齢だけ足りない人は合わせて7時限ですみ、年数が足りない人は29時限か36時限に増えます。

特例教習が終わったら、中型そのものの教習が別に始まります。教習の期限は入ってから9か月で、みきわめの成績しだいで時限がのびることもあります。

注意
  • 特例教習の料金は中型の教習料金とは別にかかる。
  • 特例教習をしていない教習所もある。
  • 修了証明書は中型の受験のときに出す。

1年早く4tに乗れるぶん、教習の時限と費用は20歳まで待つより増えます。

19歳で特例を使うか20歳を待つか

年齢と状況ごとの中型の取り方の目安

今の状態向く道わけ
19歳で4tの会社に内定特例教習入社に間に合う
19歳で2tの仕事がある準中型で働き20歳を待つ教習が短くすむ
20歳で普通免許1年目経験課程か1年待つ待てば特例の費用がいらない
会社が費用を出す特例教習時限の多さが負担になりにくい

2tの仕事は準中型で18歳から入れます。急がない人は、2tで1年働いてから中型に進むと出費をおさえられます。

関連記事18歳から取れる準中型の費用を見る→

特例で中型を取ると20歳まで若年運転者期間がつく

年齢の特例で中型を取った人は、20歳になるまでが若年運転者期間です。この間に決まった違反をすると、2日間で9時間の若年運転者講習を受けます。

若年運転者講習の対象(テクノ自動車学校の案内(2026年11月2日に確認))

講習になる違反中身
1点と2点の違反を重ねる合計3点以上
1回で3点の違反のあとまた違反合計4点以上
1回で4点以上の違反その1回で対象

講習に行かないと、特例で取った中型が取り消されます。講習のあとにまた同じ形の違反をしたときも取り消しで、20歳になるまで取り直せません。

数える違反は中型を運転していたときに限りません。自分の普通車や原付での違反も入るので、休みの日の運転にも気をつけます。

ポイント
  • 一時停止を見落とすと2点。
  • 駐車禁止の場所に止めると1点。
  • この2つを1回ずつで合計3点になり講習の対象。

経験課程だけで取った20歳以上の人には、この期間はつきません。

会社の車で走る19歳が気をつけたいこと

19歳で4tの仕事に入ると、毎日長い距離を会社の車で走ります。慣れない道で時間に追われると、一時停止や速度の見落としが増えがちです。

入社のときに、特例で中型を取ったことを会社に伝えておきます。点数がたまると仕事の車に乗れなくなるので、初めの1年は配送の件数を少なめにしてもらう相談もしやすくなります。

関連記事違反の点数と免停のしくみを見る→

2007年6月1日までに普通免許を取った人は中型8t限定

中型免許ができたのは2007年6月2日です。それより前に普通免許を取った人の免許は、そのまま中型8t限定に切りかわりました。

普通免許を取った日と今乗れる重さ

普通免許を取った日今の免許の扱い乗れる車両総重量
2007年6月1日まで中型8t限定8t未満
2007年6月2日から2017年3月11日準中型5t限定5t未満
2017年3月12日から普通3.5t未満

18歳で取った人なら、1989年6月1日までに生まれた人がおおむね8t限定に当たります。免許証の「中型」の欄に「中型車は中型車(8t)に限る」と書いてあれば当てはまります。

乗る4tが8t未満かどうかは、車検証の「車両総重量」の欄で見分けます。8t限定の人は、年齢と年数の条件はもう満たしています。8t以上の4tに乗るときは、新しく中型を取るのではなく限定解除をします。

関連記事8t限定を外す費用と時限を見る→

2007年から2017年に取った人は5t限定で、こちらも年数がたっていれば中型を受けられます。自分の免許の段を先に見てから、何を取るかを決めます。

5t限定の人が4tに乗るまでの2つの道

5t限定の人は、まず限定を外して準中型にし、2tの仕事で経験を積む道があります。もう1つは、教習所で中型をまっすぐ取る道です。

5t限定の人の進み方

道乗れるようになる車向く人
5t限定を外して準中型車両総重量7.5t未満の2tまず2tで働く人
教習所で中型を取る車両総重量11t未満の4t4tの仕事が決まっている人

4tの仕事がもう決まっているなら、2回に分けるより中型を1回で取るほうが通う日数は少なくすみます。2tで続くか試したい人は、先に5t限定を外すほうが出費が軽くなります。

関連記事5t限定を外す費用を見る→

中型免許に上限の年齢はなく条件は視力と深視力

受験資格で決まっているのは下の年齢だけで、上の年齢の線はありません。50代や60代でも、適性試験に受かれば中型を取れます。

中型の適性試験のおもな基準(警視庁の合格基準)

検査中型の基準
視力両目0.8以上で片目それぞれ0.5以上
深視力3回測った平均のずれが2cm以下
色赤と青と黄を見分けられる

深視力は、奥と手前の距離をつかむ目の検査です。普通免許では受けない検査なので、年を重ねてから受ける人ほど先に眼科や眼鏡店で測っておくと安心です。

眼鏡やコンタクトをつけて基準を満たせば受かります。教習所によっては入校のときに深視力を測るので、そこで止まらないように準備します。

関連記事深視力の検査のコツを見る→

中型を持つ経験者は40代が中心で20代は少ない

免許の種類まで答えた76人を見ると、中型を持っていたのは27人です。40代と50代以上を合わせて18人で、20代は1人です。

中型を持つ27人の年代

20代1人
30代8人
40代14人
50代以上4人

年代ごとに中型を持つ人の割合(76人)

20代17%
30代31%
40代58%
50代以上20%

40代が多いのは、昔の普通免許がそのまま中型8t限定になった人が入るためです。調査の答えでは8t限定かどうかを分けていないので、年代の差は免許の制度の差も入った数字として見ます。

50代以上で割合が下がるのは、8t限定の人でも「普通」とだけ答えた人がいるためと考えられます。4tに乗っていて普通免許だけと答えた2人は、どちらも60代以上でした。

20代は6人だけで、1人ちがうと割合が17%動きます。若い人は準中型で2tに乗り、年数を重ねてから中型に進む形が多くなります。

中型を持つ人が乗っている車

中型を持つ27人が今乗る車

2t10人
4t9人
普通車5人
大型(10t)1人
タクシー・乗用車1人
その他1人

中型を持つ人でも、4tに乗るのは9人で、2tが10人です。逆に4tに乗った11人のうち9人が中型を持ち、残り2人は60代以上で普通免許だけと答えました。古い普通免許の8t限定で乗っている形です。

中型で乗る4tの月収は2tと大きく変わらない

4tに乗った正社員で、月の額を金額で答えた5人の中央値は26.0万円でした。2tに乗った正社員12人は28.5万円です。

正社員の月収の中央値(金額で答えた人)

2tトラック28.5万
4tトラック26.0万

中央値は、額を低い順に並べたときの真ん中の人の額です。手取りで答えた人と額面で答えた人がいるので、今の給料とは少しゆとりを持って比べます。

2tが高く出たのは、12人の中に月40万円の人が3人いて真ん中を押し上げたためです。4tは5人だけなので、どちらが高いかを決める数字にはなりません。

中型を取っただけで月収が上がるとは限らないので、取る前に4tの求人の額を見ておきます。

中型は月収のためより、乗れる仕事の幅を広げるための免許と考えると選びやすくなります。

関連記事4tトラックの月収をくわしく見る→

20歳で中型を取ると入れる仕事

4tを使うことが多い仕事の例

仕事よく使う車年齢の線
コンビニやスーパーへのルート配送2tから4t中型なら20歳から
食品や冷凍品の配送2tから4tの冷凍車中型なら20歳から
引越しの大きめの便4t中型なら20歳から
建材や資材の配送4tのユニック車中型なら20歳から

どの仕事も、2tで済む会社と4tが要る会社があります。求人の「中型免許」が必須か歓迎かを見ると、20歳前でも入れるかがわかります。

4tの仕事は手で荷物を積み降ろしする会社も多く、体の負担は車の大きさより荷物の扱い方で変わります。面接では、積み降ろしの方法と1日の件数を聞いておきます。

関連記事4tトラックのきつさを経験者の声で見る→

中型を取る年齢が決まったら教習所か一発試験を選ぶ

条件がそろったあとの取り方は、教習所に通うか試験場で直接受けるかです。多くの人は教習所を選び、卒業すると試験場の技能試験がなくなります。

中型の取り方と費用(ドラリアルの中型の費用と一発試験の記事で確かめた額)

取り方費用の目安向く人
教習所(普通MTから)21万〜23万円台トラックに乗ったことがない人
一発試験(東京)39,200円から練習の車と横に乗る人を用意できる人

一発試験では、仮免許を取ったあと3か月以内に5日以上の路上練習が要ります。練習の車と横に乗る人を自分で用意するので、ふつうの人には教習所のほうが近道です。

関連記事中型の費用を持っている免許別に見る→

会社が免許の費用を出す求人や、雇用保険の給付金が使える講座もあります。自分で払う前に、支援があるかを先に探します。

関連記事免許に使える給付金と会社の支援を見る→

中型免許の年齢で多い4つの思いちがい

決まりは短いのに、数え方で迷う人が多いところです。申し込みのあとで受けられないとわかると、入社の予定もずれてしまいます。

注意
  • 20歳ならだれでも受けられる、は誤り。免許の経験2年も要る。
  • 運転した日数で数える、は誤り。免許を持っていた日数で数える。
  • AT限定の年数は入らない、は誤り。AT限定の普通免許も2年に入る。
  • 特例で取れば20歳と同じ扱い、は半分だけ正しい。20歳まで取り消しの決まりがつく。

AT限定の人は、中型をAT限定で取る道もあります。中型のAT限定は2026年4月1日から始まりました。

関連記事AT限定の人がトラックの免許に進む順番→

免許証の「他」の日付に2年を足した日と20歳の誕生日のうち、遅いほうが中型を受けられる日です。

よくある質問

結局、中型免許は何歳から受験できますか?

20歳からです。普通免許などを通算2年以上持っていることも条件で、特例教習を終えた人は19歳と経験1年でも受験できます。

18歳で普通免許を取ったらいつ中型を取れますか?

ふつうは20歳です。特例教習を終えれば19歳から受けられます。

中型免許に年齢の上限はありますか?

ありません。視力と深視力などの適性試験に受かれば何歳でも取れます。

ペーパードライバーの期間も2年に入りますか?

入ります。運転した時間ではなく免許を持っていた日数で数えます。免停の期間は入りません。

19歳で取る特例教習は何時限ですか?

年齢だけ足りない人は技能4時限と学科3時限です。年齢と年数の両方が足りない人は技能31時限と学科5時限になります。

特例で取った中型が取り消されることはありますか?

あります。20歳までに違反が合計3点以上になると講習があり、行かないときや講習のあとまた違反したときは取り消しです。

40代の普通免許で4tに乗れますか?

2007年6月1日までに取った普通免許は中型8t限定なので、車両総重量8t未満の4tなら乗れます。8t以上の4tは限定解除が要ります。

中型二種は何歳からですか?

一種より1歳上の21歳からで、免許の経験は3年が要ります。二種も特例教習があり、19歳と経験1年で受験できます。

AT限定の普通免許でも中型を受けられますか?

受けられます。AT限定の年数も2年に数えます。2026年4月1日からは中型のAT限定もあります。

中型免許は20歳と2年がそろう日を免許証で数える

中型は20歳以上で免許の経験2年以上から受けられます。急ぐ人は19歳で特例教習を使い、20歳まで点数に気をつけて走ります。

この記事のまとめ
  • 中型は20歳以上で普通免許などの経験が通算2年以上。
  • 特例教習を終えれば19歳で経験1年から受けられる。
  • 特例教習は年齢だけなら7時限で年数も足りないと36時限。
  • 特例で取った人は20歳まで違反3点で講習があり行かないと取り消し。
  • 2007年6月1日までに普通免許を取った人はもう中型8t限定。
  • 経験者で中型を持つ27人は40代が中心で20代は1人。

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